春の芝の手入れ

3月~4月は1年で一番大事な芝の手入れ時期です。

この時期に適切な手入れをすることで1年間のメンテナンスが楽になり

芝も元気になります。

主に5つの作業が重要です。

1、エアレーション、コアリング

芝に切り目や穴を開ける作業です。

土に空気が入る事で土中の微生物が活性化し地力が増します。10㎝間隔でコアリングやエアレーションがおススメです。

踏圧で芝が弱っている所にも有効です。

2、芝用除草剤(土壌処理)の散布

土壌処理型の芝用の除草剤を散布する事で秋までの雑草を抑える事ができます。

広さから水と薬剤の量を計算して均一に散布する必要があります。失敗すると

芝が痛むので慎重に作業を進める必要がありります。

芝の広さを教えて頂ければ薬剤の調合も致します。

詳しくはこちらhttp://nakashima-garden.com/?page_id=3321

3、サッチ除去(芝刈り)

春に昨年の枯れ芝を燃やして春の芽出しを促進する場合もありますが、

熱で根を痛める場合があるので低く芝刈りすると良いです。

熊手などで芝を立たせて、草刈機で地際から刈り取ると良いです。

4、目土入れ

芝に砂を入れて平らに均す作業です。 芝刈り後がおススメで

1㎡当たり、5~10ミリ計算で砂が必要です。

芝面が平らになります。踏圧につよい芝ができます。

5、肥料散布

本によれば1㎡40gと書いていますが、芝刈り回数を減らしたい場合は散布しなくてもよいです。元気にしたい部分だけ適当に撒いてもよいです。

チッソーリンサンーカリ が 8-8-8かそれ以下の肥料を

㎡あたり 10g~20g 毎月1回 9月まで がおススメです。

庭の手入れシーズンです。

そろそろ5月です。気温が上がってきました。

庭木も雑草も芝も伸び始めます。

花も咲きはじめガーデニング最盛期です。

害虫も発生しています。

 

なので、庭師らしい記事を書かねばと思いました。

 

まず大事な事は、管理できない庭は更地にした方がいいよ。って事です。

「いつかする」「いつかする」って しませんから。

庭木は5年放置すると元に戻らないし、そうなると管理しやすくするには5年かかります。

やるならやる。やらないならやらない。頼むなら頼む。

早く分別をつけるのがおススメです。

んで、剪定ですが、この時期なら伸びた所をザクザク切っても大丈夫です。5月末までなら

幹だけにしても大丈夫な位、切ってもよいです。

「どこで切っていいか解らない」 と言われますが、 素人の方ならたいして切り込むことは出来ないので、

思いっきり切って、丁度いい位です。また伸びます。

 

で、害虫ですが、「いつ消毒するのが一番いいですか?」と言われます。

例えると「いつ風邪薬をのむのが一番効きますか?」と同じで

「うーーん・・インフルエンザには効かないから12月前半ですかね?」

って感じで困りますが、

4月頃からアブラムシや毛虫が出始めるので5月初旬に1回

7月に夏の毛虫が出始めるので1回。

9月に秋の毛虫が出始めるので1回。

が効果的です

が、そもそも毛虫やアブラムシの来ない木もあります。

発生が多い年も、全然ない年もあります。

年3回では残効性のある薬剤を使っても抑えられない場合もありました。

一番よいのは、気にしない事ですが、

どうしても気になる場合は、自前で発生を確認した時に消毒するのがベストです。

 

芝の管理ですが、

ご近所から「きれいですね」って言われる位であれば、

5月から毎月肥料を撒いて芝刈をする必要があります。

パッと見おかしくなかったら良い場合は肥料を撒かずに年に3回ほど芝刈りをすると良いです。

雑草は市販の芝用の除草剤を使うとかなり楽です。

もっといい方法は芝用の除草剤がつかえる業者に噴霧器1つ分、薬剤を作ってもらう事です。

雑草を見つけてその都度散布すれば綺麗に管理できます。

 

雑草ですが、除草剤をつかって3センチ位のときの散布するとすぐに消えてなくなるのでおススメです。

草刈りは片づけ+処分が大変で、1か月で元に戻ります。

草取りも時間がかかって億劫です。

 

庭の事は良くわからないけど、この部分は何か緑にしたい。

という方はクリーピングタイムかモリムラマンネングサ(セダムの一種)がおススメです。

セダム類はかなり優秀なグランドカバーです。

ヘデラやツタ類は管理が難しいのでおススメしません。

苔は除草剤でも枯れないので一番おススメですが、和風の庭向きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

春の庭手入れ

春になってきました。

春の庭の手入れですが

花が終わった樹木は6月までに剪定すると翌年も花が付きやすいです。

プリペットやアベリアなど、ケヤキ、イチョウ、アカシアなど良く伸びる木も

梅雨までに1回剪定しておくと、今後の管理が楽になります。

あまり伸びない木は秋に1回でよいと思います。

芝の手入れですが、過去の記事があったのでリンクを張っときます。

春の芝の手入れ

庭木の消毒ですが、そろそろアブラムシや毛虫が発生しているので、1回目の消毒をしたほうが良いですね。

1か月くらいは効果があると思います。

元気にしたい庭木は肥料を撒くと良いと思います。

雑草も生えはじめていると思いますので、草取りの習慣をつけるためにも、コマメに綺麗にしましょう。

 

 

 

 

 

庭木を手入れする理由。

部屋が散らかっていると、思考がまとまらない。

綺麗だと自分が好きになるしやりたいこと、やるべきことが見えてくる。

モノの場所を決めて使いやすいように場所を決め元に戻すと自分専用のコクピットになる。

自分もモノも管理しやすいし、モノが味方になる。

逆に散らかっていると、自分もモノも管理できない。自分が嫌いになるし現実逃避に遊びにいったりダラダラしたりする。

モノに埋もれて重荷になる。

部屋の掃除と庭の手入れの考え方は一緒。

必要最低限の大きさで管理すれば、綺麗な景観と緑が癒しをくれる。

ほったらかしだと、重荷でしかない。

不用な枝を落として、大きさを維持することを続ければ管理コストは最小限になる。

草が生えるなら防草工事か除草作業を続ける。

花壇があるなら、花を植えるか大変なら草を抑えるグランドカバーを植える。

エリアや大きさをキッチリ決めて広がり過ぎないように管理する。

緑なら緑、芝なら芝、砂利なら砂利、

全部がキッチリ隅々まで管理すると、徐々に管理コストがかからなくなる。

管理できない部分は放置しないで早い段階で委託するか撤去したほうがいい。

生き物をほったらかすとグレて大変になることが多い。

生きている以上は躾けや管理が大切。

 

 

松の手入れに行きました。芝の手入れのコツ

今日はお得意様宅2件に松の手入れに伺いました。

そろそろ去年の日報を見てお得意様のスケジュールを立てないと

将棋でいう「詰み」になってしまう。

先週から新規のご依頼は「お盆まで」という約束ができない事を説明させてもらってます。

人が集まって天候が良ければ,結果的には多分行ける可能性が高いんだけど、ちょっと段取り合わないと

お盆を過ぎてしまう可能性があるので、、

何?お盆って?そんなにお盆大事??って思ってしまいますが

里帰りとか初盆とか色々あるんでしょうね。

最善は尽くしているつもりなんで、さらにいい手は無いか模索中です。

 

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先日55日ぶりに日曜お休みました。

「今日は事務も作業も何もせん!」と思って朝から撮り貯めたワンピースをみようと思ったら、

1話分しか無くカミさんから消されてました。。(´;ω;`)ウゥゥ

とにかくゴロゴロしてた気がします。午後は家族で出かけるつもりがドタバタあってボツ。

でもあれですね。1回止まると次の日も体がだるくて段取りも悪くて調子が戻るのに2,3日かかりました。

やっぱり、昼も夜もずーっと仕事の事を考えてると工夫も要領も上手くいって途切れると軌道に乗る時間が必要ですね。

自営でやっていると責任はあるけど、「やらされ感」が無いのも働き続けられる要素かもしれない。

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家族の近況ですが、

高1の長男は進学校に進んだのですが、部活が忙しく、朝早く、夜遅く帰ってきます。

勉強との両立にはまだ時間が掛かりそうでちょっと心配してます。

学校がキツイと家族にキツくあたる傾向があるので夫婦で「どうしたもんじゃろの~」と思ってます。

ハグしようとすると必死で抵抗します。

中2の次男は最近よく勉強しています。部活も楽しいようで何の心配もありません。

ハグしても怒らないのでサービス精神が旺盛です。

小6の三男は宿題のまる付けをすると間違いが多いです。

でもテストの点は良いという(。´・ω・)?謎の性格です。

家では甘えん坊の3男のキャラですが、

学校では先生や同級生からしっかり者と言われるのでほんとに不思議キャラです。

「お父さん見てみて~」と寄ってくるので((´∀`))「なんだよ~すごいな~」と可愛がってます。

カミさんですが、5時台に起きて弁当とオニギリを作り6時半に長男を送りだし、家事して寝るのは12時頃なので

大変そうです。頭が下がります。昼は仕事も手伝ってくれます。感謝です。

ドラム式洗濯機にすれば干す手間が毎日省略できるので少しは家事が楽かな?と思ってます。

そんなこんなで日々すごしています。

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さて、今日の手入れアドバイスは芝刈りです。

芝は5月くらいから伸び始めるので肥料を散布しない場合、

2か月に1回は刈りが必要です。夏過ぎまで伸ばすと

芝の軸を切ってって葉が無い状態になります。

マメに刈ることで葉が密生して綺麗な芝に近づきます。

芝刈り機の選び方ですが、

マメに芝刈が出来るかたは、リール式がお勧めです。月に1,2回の芝刈が必要で

長く伸びてしまった芝は刈れません。

ロータリー式は伸びた芝でも刈れるます。でも電動であれば力が弱いので

やはり月に1,2回ペースで切るほうが楽に手入れできます。

雑草が生えている場合は手で取るか市販の芝用除草剤を定期的に使うと楽に管理ができます。

業務用の芝用の除草剤を3つほど混ぜるとほとんど雑草が生えない状態が作れるのですが、

分量の計算が難しいのでちょっとお勧めできません。

マメに手入れ出来る方は1㎡20g程度、肥料を撒いて芝刈すると絨毯のような芝に近づきます。

よく踏んで芝が生えない所はスパイクなどで定期的にほぐす必要があります。

芝は綺麗に手入れするとそれだけで庭のメインになれますが、放置するとタチの悪い雑草になります。

まさに天国と地獄。

もう絶対芝は張らない!っていう方も多くおられます。

原因は、手入れ経験がない業者がデザインと施工している部分が大きいんですが、、

コストが安く綺麗になるのでとりあえず芝を張るケースは多いですよね。

芝は子供と同じで手塩をかけるとすごく良くなります。逆もしかりです。

 

 

 

 

 

 

 

3月は芝の手入れ時期です。

今日は芝の手入れについての解説です。

 

芝を綺麗に管理したい場合は、成長前のこの時期の管理作業が大切になってきます。

まず必要なのが、古い芝の除去です。

クマデでガリガリサッチを掻き出して除去した後、去年の枯れた芝を地際から刈取ります。

焼芝という方法でもよいですが、根にストレスがかかるのと、煙が迷惑だし、火を扱うのも注意が必要です。

次にコアリングです。10センチ以下の間隔で1センチ位の穴を開けて、土に空気を入れる作業です。

芝管理をすればするほど、根が詰まって翌年の成長が鈍くなりますが、その状態を改善する作業です。

バーチカルカットも重要です。5~10センチ間隔で土の中の根を切る作業ですが切った部分から新しい根が出るので

若々しい芝が芽吹きます。エアレーションの効果もあります。

そして芝用の除草剤も春は散布の適期です。春先はスズメノカタビラなど芝より早く雑草が伸びます。

現在の雑草を駆除し、3か月ほど雑草を抑える効果もあります。

この作業は業者に頼んだほうがよいと思います。濃度を間違うと芝が全滅してしまいますし、

ホームセンターのものは効果が薄いので。

また、目土をかける作業も平坦な芝地を作るには重要です。どうしても凹凸ができるので

㎡で3~5ミリ程度で計算して砂を平らに入れます。凹の所に多く、凸の所は入れず高さを調整します。

袋売りの「芝の目土」は必要ありません。普通の砂で十分です。

最後に肥料を散布して終了です。

春は今年一年、芝が伸び易い土の状態を作る為の重要な時期です。

芝は伸び始めるまでに完了させたいですね。

一般的な広さの住宅の場合、春の更新作業をすべて業者に頼んだ場合、15000円~25000円ほどに

なるかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

春の芝の手入れ

そろそろ春の足音が聞こえてきました。

今日は 「春の芝の手入れ」 の解説です。

 

芝も新芽が出始めて、手入れシーズンの到来です。

新芽が出ると根も伸び始めます。

 

昨年、よく手入れしてカーペットのように

ハイメンテナンスをしている芝は この時期の手入れが大切になってきます。

「葉」が密集している ということは 「根」も密集している からです。

つまり 「根の伸びるスペースが少ない」 という状態です。

エアレーション や バーチカルカット スパイキング コアリング

という言葉を知っている方もいると思います。

それは すべて 根の行き場を作る為の作業です。

根の伸びるスペースを作るために、穴を開けたり、

根を切ったり 土に空気を入れたりする 作業です。

「根の更新作業」 とも言います。

逆に言えばハイメンテナンス(月に1回以上の手入れ) をしていない芝は

根も密集していないので、この作業が省略できます。

良く手入れしている芝やよく踏む場所で元気の無い芝には

密生や踏圧により根に圧力がかかっているので 「根の更新作業」 が効果的です。

実施期間は3月~6月が理想的です。

葉や根が伸びる時期に施工すると 新鮮で若々しい葉がグイグイ伸びてきます。

DYIで出来る範囲で説明すると、、

 

根を切る作業・・・・(バーチカルカット、スライシング、エアレーション)

芝用の道具よく売られている道具で実施できます。

スコップでも可能です。10~15センチ間隔で芝に切り目を入れます。深さ10センチ以上の切り目をいれます。

芝を切ると切り口から新しい根が生えます。そして新芽の発生が促進されます。

ちなみに、芝を切る為にスコップを芝に踏み込んだ際、土の中に空気が入るようにスコップを左右に動かすと、尚良いです。

土を柔めて土中に空気が入るからです。 (詳しくは後述)

 

穴を開ける作業・・・・・(コアリング、エアレーション)

これも専用の道具が売られています。

細い筒を芝に差し込こんで、1㎝ほどの穴を芝に開けていきます。 10~15センチ間隔で施工すると良いでしょう。

芝の中に空気が入ることで、微生物の活動が活発になり 根の発達を促します。(地力増進)

また、根の張るスペースを作ることができます。更に根にかかっていた土圧が減り根の張りがよくなり、踏圧にも強くなります。

フォーク状の棒を差し込む作業(フォーキング、スパイキング、エアレーション)

も同じ効果がありますが、穴が小さい分、頻繁に実施(月に1、2回)にしないと、効果は薄いでしょう。

 

最後に砂を入れて整地すると 更新作業によって、凸凹した芝面が綺麗になります。

砂はどんな砂でも構いません。 袋入りのものはコストがかかるのであまりお薦めしません。

バラ売りの砂を袋詰めで購入するか、砂のみ配達してもらうと良いと思います。

大体1㎡あたり5ミリほど敷くと良いでしょう。

芝面が50㎡(7×7m)の場合は250リットル(土嚢袋15~20個分)必要です。

砂の入れ方のコツですが、

まず、芝刈り後に 砂を芝の端に一列に並べます。

そしてトンボのようなもので砂の山を手前に引っ張ってズラしていきます。

すると砂が少しづつ減っていき意識しなくても上手に均等に砂を敷くことができます。

トンボの中に砂が無くなる前に補充します。

すると、1回で薄く、全面に、平滑に入ります。

 

もう1点。 春の芝の手入れでお勧めなのが芝用の除草剤です。

労力もかからず芝の中の雑草が無くなれば、綺麗に見えるので手入れする気持ちも沸いてきます。

この時期は芝よりも雑草の発生が早いので、

雑草に手を取られると芝の手入れどころではなくなります。

実際、芝を張ったものの、5年以内に撤去するケースは

芝の中の雑草除去が大変 という方が半分と

芝は手入れしなくて良いと思っていた という方が半分です。

「芝の手入れを最小限にしたい」という場合は

年に3回の芝刈り と芝用の除草剤2回 が正解だと思います。

少しボサボサしますが、一般の方の多くはそれで充分綺麗だと感じると思います。

という訳で、芝用の除草剤は かなりお勧めです。 芝を張っている方は早く使い方を覚えるか

施工の依頼をすると良いと思います。

 

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余談になりますが、

「芝は大変」 と言われますが、最低限の管理さえすれば、はやり芝の代わりになるグランドカバーは

無いと思います。

イワダレソウなど、新しい商品も出てきていますが、

踏圧につよく、ゴルフ場や球技場などで古くから使われている為、 管理方法や品種、薬品の研究開発が進んでいる点で、

やはり「芝」は今後もグランドカバ―の主役であり続けると思います。

 

日本人は自然と「善」と考える傾向があり、自然を放置することも「善」と考えてしまいがちです。

野山ならそれでも良いのですが、自宅の敷地内の植物はそうはいきません。

限られた敷地内に生き物がある以上、成長するので、管理する必要があります。

その辺をよく解っている方は、やはり 経営者や管理職の方だと感じます。

そんな施主さんのお宅は決まって綺麗に整理整頓されています。

 

社会に出てしばらくすると、時間やお金や物の管理の大切さに徐々に気が付きます。

自分が後回しにしていた事が重要だったと気が付くことが多々あります。

自己啓発や企業家の本を読むと同じことが書かれているように感じます。

管理する(意味)

・・・・・一定の協働目的を効果的, 能率的に達成するために,協働体系そのものの維持発展をはかる機能

 

 

どこまで挑戦できたか?どこまで管理できたか?どこまで気付けたか?

 

沢山の先輩たちに1ミリでも近づけるように努力したいなぁ、、、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月の芝の手入れ

そろそろ、春が近づいてきました。

春の芽だし前にやって置きたい作業は

芝の除草剤散布です。それも、発生後に効くものではなく、

雑草の発生を抑える土壌処理剤という薬剤です。3ヶ月ほど、効果があるので、

3,6,9月に散布するとほとんど生えません。

2回に省略するなら4,9月が良いと思います。

肥料を散布して管理している方にお勧めなのが、エアレーション、バーチカルカット

詰まった根や土をほぐして、新しい根の発生を促します。

スパイクやカッターなど、専用の道具で行います。

また、年に1回、目土入れの作業をすると凸凹が平らになり、きれいな芝面になります。

1平米あたり、5ミリの計算で砂を入れると土量も少なく、現実的だと思います。

それでも5m*4mで100リットル必要なので、まぁまぁ大変です。

「芝の目土用」の砂じゃなくても、左官砂でもよいです。

肥料も撒いておくと春の芽出しが早くなるので、お勧めです。

また、枯葉を焼く、、のは根も傷むし、ご近所に迷惑なので、お勧めしません。

新芽が生えてくる前に、芝刈り機で低く刈り取ることをお勧めします。

刈り取った後、クマデでよく搔いて、古葉を取るとよいでしょう。

全部の作業をやろうとすると、1日がかりになると思います。

自分の場合、まず、

1、枯葉を刈り取って、クマデでガリガリきれいにします。

2、エアレーションを兼ねた、バーチカルカットを行います。

3、目土を入れて平らに均します。

4、芝用の除草剤を散布

5、肥料を散布

そんなに手入れしない!

という方には芝用の除草剤 はお勧めです。

一番楽に管理する方法は、芝の除草剤+芝刈り

だと思います。

ただ土壌処理剤はあまり市販してません。

散布してくれる業者を見つけるのも苦労すると思います。

ウチはひょんなことからやってますけど、、たまたまご教授いただく機会があったので。

 

 

芝の除草剤

今日の手入れアドバイスは芝の雑草処理です。

芝の中の雑草は芝の根が邪魔で取りにくい。

なので芝用の除草剤をオススメします。

アージラン、ザイトロン がメジャーな薬剤ですね。

ティフトン芝はアージランが使えません。

コウライ、姫コウライで使えます。

2つ混ぜて散布するとかなり綺麗になります。

4月、7月、10月の散布がオススメです。

葉面散布なので、噴霧器で葉にかかればOK。

希釈さえまちがえなければ手軽に雑草を少なくできます。

余談ですが、

私はもっと強力な組み合わせで発生後と予防ができる薬を散布しますが、

均等に散布するにも、かなりテクニックがいります。

ジョロとかでは絶対(ヾノ・∀・`)ムリムリ。

根気と緻密さが無いと芝が枯れることうけあいです。

なので、一般の方は発生後の処理ができればハナマルです。

効かない雑草も一部あるので、それは芝刈り機で刈り取って気にしない事です。

 

芝の手入れ

今日の庭のアドバイスは、「芝」です。

芝の手入れは簡単です。

4~10月まで月に1回、肥料を撒いて芝刈りすれば綺麗になります。

雑草が気になる方は3ヶ月毎に芝用の除草剤。

デコボコが気になる方は低い所に砂を入れて均せば平らになります。

難しいのは、「手入れしないで綺麗にする事」です。

たぶん不可能です。

極限に怠けても肥料を散布しないで1、2ヶ月に1回芝刈りをする。

というのが限度です。

それ以上怠けると「感じのいい雑草」になるので芝を張った当初の趣旨と

かけ離れてきます。

自分の家の手入れはテンションが上がりません。

私もそうです。

でもお金をかけるのはちょっと、、

と時間が過ぎて、庭が荒れてきます。

庭の価値観が下がってきます。

重荷になってきます。

なので、毎月芝刈り、肥料散布だけはがんばりましょう。

頑張った分だけ、芝は綺麗になります。