日頃から仕事ばかりしていると思われがちで
趣味なんてないと思っている方が多いと思いますが その通りです 。
仕事や家庭と関係なく、好きな事と言えば 思考する事です。
この世界はどうなっているんだろう ?
と考えることが趣味です
例えば人間の脳の記憶機能が時間を作っているじゃないだろうかという説を立ててみて考えたりします。
記憶することで過去と現在を比較し時間が流れたと感じているのかもしれない。
実際は状態が変化し続けているという現実があるだけで
時間というものは人間が作り出した概念で実際には存在しないものじゃないか?
そして自分の過去の経験や体験が連続的に未来を予測していき同時に過去の経験を記憶していることで時間を感じ、この世界を認識し イメージとして作っているではないかと思います。
ここで自分が作った世界で生きているということが成り立ちます。
同時に自分が存在しなければ世界は存在しない
という事にもなります。
その自分という意識が何も存在しない状態
つまり 何もない状態 何も起こってない状態が普通なのかなと思います。
反対に 生きている、意識がある事が特異で異常な状態と捉えると色々と合点がいきます。
生きてるから苦しかったり楽しかったりするのですがそもそもそれが不安定、不自然な状態なので
そこから抜け出すことは生きてる限り 難しくなります。
昔 仏教をかじったことがありますが同じようなことが書かれていました 。
諸行無常、一切 皆苦 色即是空。
(全ては移りゆく、生きることは苦しみで
空(クウ)に帰る事が大切)
そんな感じでイロイロ考えてみるのが好きです。
生きているうちに世界は宇宙は人間はこんな感じなんだろうなという 大まかな部分を掴みたいと思っています。
最近はラプラスの悪魔(全ての情報を把握れば未来が予測、確定される)のように 全てが決まっていて
川の水が海に流れ着くようなもので
未来まで確定した現実を自分という乗り物の中から眺めているのではないかと いう 仮説を立てました。
自分の判断や行動は先天性や出会いや経験によって決まってきます 。
出会いや 先天性はコントロールできません 。
それによって 蓄積された思考で判断し行動しているということは自分で考えているというより
流れに任せている状態にあると思います。
どのみち 生きてる時間は限りがありますし 1人の人間ができることは 大きく見ると無に等しいものです。
なので自分という乗り物の中からどこに流れ着くかひたすら心配していることしかできないのが実状 なのではないかという仮説を最近ウンウン考えてます。
変な趣味ですよね。
これが結構楽しいんです。