春です。
新社会人が社会にデビューし、学生は入学する時期です。
人や物が動くので車、不動産、保険、口座、団体加入、
など様々な売買や契約も増えます。
それに伴い、営業や勧誘も増えます。
若い人に猛烈に一言いいたいのは
「営業にひっかかるな。1年置いとけ。」
です。
1年置いといてまだ欲しいと思えば
そこから検討すればいいと思います。
自分たちの時代だ!と思っている若い方の
営業トークに対する守備力の無さは 多分 ナメクジくらいだと思います。
かくいう自分もそうでした。
突然訪ねてきた営業に2時間足らずで16万の高級な布団を購入したり
(兄は同時期、違う場所で22万の布団でした。)
信仰に10年間、資産と労力を捧げたり
保証人になったり、、
色々あって思うのは
「本当にいい物や必要な物やサービスは行きわたっていて
好きなときに好きなタイミングで買える
なので自分のタイミングで10年先までよくよく考えて購入するべきで
人が訪ねてきて営業する物やサービスは
営業するのは売る側に利があるものだけ
なのです。
また若い頃は警戒心がゼロなので
人助けと思って近しい人の保証人になったりしますが、
20年以上経過して数百万、数千万の督促が来たりする事を
想像する知能は若い子には無いのです。
保証人という制度自体が違法行為に近いと思いますし
それをお願いする人も世間知らずのバカだという事は知って欲しいです。
銀行も支払いが遅れると普通に怖い取り立て屋さんが来ます。
やさしいフリをしていますが、最後の最後、本当の味方として
残るのは血族くらいだと思っておいてください。
何より、「幸せ」というのは
自分の知能と労力をかけた先に味わえる「達成感」や「感覚」なので
サービスや物をいくら契約や購入しても
一時的な喜びなので、そのあとの支払いや負債に
「なんかつらいな~」と思いながら追われる人生を送る事になります。
営業が来た場合、「話だけなら」と時間を使う。
断るのに申し訳なくなる。→今の物や状況が良くないと思わされる→どれだけ素晴らしい物かという情報が沢山入る。→負担は少ないように感じさせる→「今なら、今だけ と短時間で契約を迫られる。
という流れでイチコロです。
また根拠が全くないのにノリと善意だけでグイグイ勧めてくる人も一定数います。
人間の心理や集団心理を勉強するとどんな人間でも、いかに営業に弱いかが理解できます。
そんな本を数冊読んでみるとマトモだと思ってた自分がめちゃくちゃ浅はかだったと気が付くので
本を読んで人生の前半でシールドを身に着ける事をおススメします。
一瞬の決断で数十万、数百万、数千万の負債ができる。
悪くすると一生、その重荷を背負う事になる。
知識と経験不足による一瞬の判断で。です。
若い子が営業や勧誘を受ける ということは
非常にアンフェアな状態という事を知ってほしいです。
いい物だから、悪い物じゃないから まぁいいか、、
と、無くても困らない物にお金と時間を費やす。
高級なものに「どうせなら」とテンションが上がり
ドーパミンがドバドバでて思考停止になり
後先考えずに購入する。
それは、そもそも資本主義の自態で欲の根幹ですが、
本当にそれが必要だったの?自分の人生、、
と よくよく考える事が
自分の人生を自分の物にする為に
大切な事だと思います。
何より「幸せ」は自分の汗と時間で作ったり到達するもので、
購入したり契約したり入会することで幸せが得られることは
「ほぼ 無い」
という事は
50手前のおじさんから
若い人に言いたいです。