松の手入れ

今日は坂ノ市にて松の手入れ

古葉を地道にむしる作業。

あまり動かないので風が冷たく感じました。

長年 自前で手入れされていて枝が密集してたので、適当に枝抜きをしました。

すると芽や枝の一つ一つが引き立ってきます。

沢山あるより、少ない方が目立つ。

不思議じゃないですか?「ある」より「無い」ほうが目立つ。

「無い」が「ある」を引き立てる。

「無い」が多ければ「ある」の希少性が上がる。

哲学的で、量子力学的。

そうなると「無い」に意味があるから、「無」(む)ではない。

色即是空みたいな。全ては空(くう)より出(いずる)みたいな。

醜美や貧富や強弱や賢愚 無いが有るを引き立てると考えると

全てが大事やなと。

全てをそのまま大事にせんと いけんなと 思いました。