子供の気持ちがわかる大人になろう。って思ってなかった?

子供の気持ちがわかる大人になろう。

若い時はそう思っていたけど、

いざ子供を育ててみると大人の都合を押し付けることが多かったな~と反省しきりです。

中学になって反抗期の時は少し苦労しました。

負の無限ループにいつもハマっていた気がします。

指示→拒否

↑  ↓

感情←怒り

最近は子供は言う事を聞かないのが当たり前っていう前提条件で、

じゃあ子供は何を見聞きして思っているのか?って注意深く想像、観察してます。

子供の1日の動きを想像してこんな気持ちなんだろうな。

大人と違ってこの辺の理解が薄いんだろうな。

じゃあここを説明してこういう声かけをしよう という繰り返し。

回数と時間をかけると徐々に上手くいくようになりました。

前は「このジョッキの水を今すぐ飲みほせ!今だ!すぐにだ!そしておいしい、有難うって言え!」みたいな感じでしたが、

今は「水分は脳のパフォーマンスを上げるから、コマメに飲んだほうがいいよ。」

くらいの感じで、飲まなかったら、次はどのタイミングで何て言おうかな~。という具合。

指示→拒否→対策、改善→成功→自信、信頼

っていういい流れが出来てきました。

 

自分の場合、自営で誰も助けてくれない、誰のせいにもできない状況で反省と改善の繰り返しなので、

それがいい影響になっているかもしれません。

 

子供の成長を見ながらニヤニヤする事が増えました。

お蔭でオス3人でもたまに言う事を聞かないっていう事意外は、特に問題なく生活しています。

ただ、親からストレスを受けたり、感情的に躾けられて育った親は

自重、反省、改善っていう概念が薄いか無いので、その場合は子供に宿題を持ち越しになると思います。

「機嫌」っていうのも子供に持ち越しになりやすいですね。

暴力、暴言こそないものの、無言の圧力。正解が解らない不安。

無視と同じレベルの精神的な嫌がらせ。

その先に夫婦の不仲があります。(←これも持ち越しやすい)

子供の為を思っているのになんで自分はこんなんなんやろ?

って思う時は自分の中の親から受け継いだバグを修正していかないとですね。

折り紙の折り目みたいに、頑固なクセがついているけど、

毎日、慎重に丁寧に言葉を選んで心を選んで気を付ければいつの間にか改善してます。

子供の同級生でも問題を起こす子の親は100パーに近い確立でうーんって感じです。

暴言、暴力、機嫌、無視、不仲のいづれかの環境で育っているので、

自分に正義があると思えば

当然の権利のようにそれを行使します。

やっかいなのは親子で何が悪いか解らないって所で

親は原因は自分なのに子供を責めるばかりです。

ただ、誰が悪いわけでもなく家風として受け継がれてるだけなので、

その時に周りから指摘されたり責められたりしても効果が無いんですよね。

神がかった人が善い縁になり続けて、変わるまで寄り添えるといいんですけど。

そんなヒマな人もいないですよね。

ウチの家風は機嫌というものが無く親に何でも言えて、

親も仲がよく性格も人から慕われる感じだったので、

その辺は何が何でも伝えたいな~と思っています。

悪しき心で進めば苦しみは轍のように、ってどこかで読んだのを覚えてるけど、

その逆を行ってる親みたいになれたらな~って思ってます。