剪定の考え方
庭木があまりにもヒドイことになっているお宅が沢山あるので、
庭師としてセンエツながら解りやすくイラストで説明をしてみたいと思います。
私が剪定作業をしていて思うことは「人も木も同じ」 という事です。
決められた範囲(ルール)の中で共存するには指導やしつけが重要になってきます。
それは成長する樹木も人も変わりありません。
簡単なイラストで説明すると、、
親や先生、先輩の指導が適時受けられると、良い結果が実るものです。
複雑な環境で良い親や先生、先輩に恵まれない場合もあります。
樹木も、庭で放置してしまうと、手に負えなくなり、伐採することがあります。
正しい手入れが受けられなかった場合も同様に手入れが大変になります。
適時、よい手入れが受けられた場合は、良い結果が得られます。
自然の摂理が変わらない ということは 正しい手入れも変わりません。
自宅の庭木が正しく手入れされているかチェックしてみましょう。
意図した大きさですか?
適切な剪定をすれば希望の大きさでの維持が可能になります。
手入れが楽ですか?
適切な剪定をすると、最小限の枝なので、手入れが楽になります。
幹や枝ぶりが見えますか?
適切な剪定をすると、葉が密集しないので幹や枝ぶりが見えます。
生垣の厚みは40センチ以下ですか?
適切な剪定をすると、生垣が薄く維持できます。
手ハサミで剪定していますか?
バリカンや両手ハサミだけでは大きさを維持できません。片手ハサミで将来や枝ぶりを考慮して適切に手入れしましょう。