山香と青葉台の手入れ

今日はまず山香へ消毒と松の手入れへ。

毎年恒例。

さっそく薬を調合して機械をオン。

、、、、動かん、、、

初めて。。

30分くらい粘っても無理。

農機具やを探してキャブを分解修理してもらった。

持って帰って、エンジンスタート!

、、、止まった。。。

農機具屋さんに「ただいま~」と戻る。

プラグを調整してもらった。

ようやくいつも通り消毒完了。2時間遅れ。

1時間で松の芽取りをして大分に帰る。

青葉台のお得意様宅に樹木の剪定と芝刈り。

毎年手入れすると綺麗な樹形。

 

 

最近、3年くらい伸ばして依頼されるケースがある。

フトコロの枝がすべて枯れているので小さくできないパターン。

そういう場合2つの方法がある。

①、とりあえず剪定して整える。

②、ほぼ「棒」になるまで切り込んで良い枝ぶりを作り直す。

 

多くの庭師さんは①を選ぶ。

自分の場合は絶対②。

 

①の場合、見た目は綺麗で喜ばれる。処分量も少なく楽。でも3か月で元に戻る。

②の場合、「大丈夫なんですか?」とクレームをもらう。処分量が多くて大変。 でも3か月でよい枝ぶりになって1年後剪定すると綺麗な樹形になる。

 

施主さんのメリットを考えると、3か月間だけ綺麗 よりは3か月我慢して(ボーボーにしたツケ)来年まで綺麗な剪定のほうが良いとおもう。

 

「庭師さんに頼んだら、いつでも小さく綺麗な状態にできる。」 というのは無理がある。

定期的に管理しないと よい枝ぶりにはならないし、太くなった幹は細くならない。

そのあたりをクドクド言いたいし、「いつの間にかこんなに伸びて、、」という方にハリセンでツッコミを入れたい(笑)

 

でも庭師にも罪はある。

木を小さく管理できない人もいるし、木の良さを出せない庭師もいる。

そのやり方で習っているからオカシイとも思わない。

結果、管理コストはかかるし、木や庭の価値も下がる。

 

ちなみにどのくらいの庭師さんが枝ぶりを作って、「ちゃんと切っているか」 というと、

新規で伺うお宅で「昨年まで庭師さんが手入れしていた」というお宅の場合、

綺麗に枝ぶりが作られていると思った庭は、、、

いままであったかな?

500件以上行ったと思うけど、、

そのくらい少ないのが現状です。

 

庭師の免許や登録がないと商売できない仕組みがあると良いかもしれない。

美容師みたいに。