親のバグ

子どもの頃、強盗が捕まったニュースをみて父が「建設的じゃないな~」

と言ったのを今でも覚えている。

きちんと1つづつ積み上げれば立派な建物ができるし、人になれる。

そう理解した覚えがある。

子どもを育てるのは意外と難しくなくて、当たり前の事を丁寧に行ってあげることができるかどうか。だと思う。

それが簡単なのようで難しいのは自分の中にバグがあって、

自分にちょっとしたストレスがかかると心が少しムキになったり意固地になったり、卑屈にったりスネたり意地悪になったり

そういう時に発する言葉や機嫌が子供の気づきを遅らせているからだと思う。

そう思うと反省することがあって、タイムマシーンで自分をシバきに行きたい。。

自分の親は子育てに熱心じゃなかったけど、気性がよかったのでそういうバグがほぼなかったと思う。

新聞屋とボランティア活動で、寝る間も無く時間とお金のやりくりで、それはそれは人の何倍も大変な苦労をしてたけど、

子どもが言う事を聞かなくても思い通りに行かなくてもストレスを周りにぶつけたり、頑張ってる感や不幸ぶることは微塵も感じなかった。

色んな責任を引き受けていたし、夫婦仲良くしていたから

自分もそうならないとな~と思うし毎日少しづつそっちの方に進めていると思う。

自分の兄弟も自然とそうしている気がする。

強烈なバグを受け継いでしまった人も、その受け継いだバグを修正してみせるのもスゴイ親孝行だと思う。

あと5年もすると子供がみんな巣立ってしまうけど、出来る事は沢山あるな~とおもう。