なんか依頼が多い
先日から庭工事の見積もり依頼が多い。
ホームページも見られてないようで結構見られているようで、
工事期間に合わせてご依頼頂く。
全部決まったらどうしよう。いや、結構決まらないんだけど、
今年も自宅の庭が出来ないかもしれない(;´・ω・)
また子どもに「おとーさん、庭師でな?」って言われる。。
決まって欲しいような、ほしくないような、、変な状況です。。
でもこの時期は応援は来てもらえるので大丈夫なんですけどね。。
コツコツたのしみながら自宅の庭を自分で作りたいなと、、
応援を呼ぶと時間に追われるし、細かい所まで思い通りにならないんで、、
「予算?決まってないけど、大体で2パターンくらい作ってよ。」って庭の見積もり依頼を頂くこともある。
でもデザイン性のある仕事って結構大変。
依頼を頂いて現場にてお話を伺い、測量する。
帰って写真を白紙に拡大スケッチ。
予算内でいけそうな素材を想定してラフスケッチ。
一番カッコいいと思われるデザインに絞って細かく素材を決める。
測量した現場をCADで図面に起こす。
デザインを平面図に書き込み、予算と相談しながら大きさ、広さを決める。
素材の見積もりを資材屋さんへファックスして返信をまつ。
材料の積算、人役の計算をして見積もりを作る。
イメージソフトで素材1つ1つからイメージデザインを作る。
デザインと見積もりが完成する。
1回目の提案
という流れ。決まるまでは
20~50万円の仕事で実働1~2日
50~100万円の仕事で2~4日かかる。
デザインをひねり出すのがとても時間がかかるし
予算とデザインの調整も時間がかかる
材料と人役の積算も時間がかかる
施主さんとのイメージとデザインの調整も時間がかかる。
予算を言ってくれない上にイメージが無い方だと
ほぼ決まらない。「検討します」で終了。
決まらない仕事に何日もかけるのは結構キツイ。
だからメンテナンス閑散期しか工事をしない。
閑散期も次に向けてやりたい事が山ほどある。
試験的に新規の方の工事見積もりを有料にしようかなと思ったりする。
それでもという酔狂な方と面白い庭を作ってみたい。
「見積もり有料」って社会的な認識では非常識だけど、
沢山宣伝を打って営業して、1日に何件もデザイン、積算する流れがある会社は
営業費を工事費に乗せていないと継続できない。だから
買った人が、買わなかった人の分も営業経費を払っているのが実際だから、
見積もり有料の所のほうが安くなるっていう認識が広がるといいなと思った。
「製品を設置する」っていう仕事は製品の性能や耐久性がメインだからいいけど、
ゼロからデザインする仕事は発想がメインになる。それをまず無償で提供するっていうのは、、ねぇ、、
大変やん、、、
広告業界のデザインの仕事も同じようで、
「クリエイターを殺すのは簡単、(とりあえず2,3個イメージを作ってよ)って言えばいいだけ」
だそうで、、分かる分かる、、
見るっていうのは何の労力もかからないけど、魅せるっていうのは労力しかかからない。
すいません。5件もデザイン、見積もりを作っていると病んできたもので、、