庭木の再生

これは新しい庭づくりと庭管理の提案になります。

庭の中で植込みと伐採→再生を繰り返しながら維持していく

新しい発想の庭の有り方、提案です。

  • 既存の庭木が大きくなって管理が大変な方

→ 伐採的な剪定をして木を小さくします。

→ 再生しやすい時期に地際から伐採して成長させる

→ 将来大きな木を切る予定を決めて、

  替わりの木(苗木)を事前に植え込みます。

  • 手入れが大変ではないが大きくなってきた方

→ 数年後に伐採する予定にして樹木(苗木)を事前に植込みます。

  そして2~3年後に予定の木を伐採します。

つまり剪定だけではなく、植込みと伐採を組み合わせ、その繰り返しで維持・管理するという事です。

沢山の木を植えて、定期的・部分的に伐採→再生を繰り返しても良いと思います。

 

通常の庭木は庭を作った後の管理で「剪定」を行いますが

剪定は木の大きさの維持は可能ですが、幹の太さは維持できません。

10年~20年と経過すると幹が太くなり、

成長速度が早くなり

美観も固い・重いイメージになります。

当初の「サラサラした庭木」ではなくなり、

撤去も大変になります。

 

なので そうなる前に、撤去するか伐採して再生させる。

そして同時並行で、苗木を植え育てることでサラサラした景観が維持できます。

幹が細い内は剪定もあまり必要ないので管理コストも抑えることができます。

植え込む木も1mほどの苗木であれば安く手に入ります。

通常の「庭の剪定」コストを、「伐採と苗木の植込み」に切り替える

という発想です。

剪定して「枝を更新する」 から 「庭木ごと更新する」

という発想です。

例えば、庭で竹を管理する場合、新しい竹が毎年発生するので

古い竹を毎年順番に切って処分します。

それと同じことを庭木でも行うという発想です。

現在、大きく育った庭木を剪定で管理しているお庭も

計画的に庭木を更新することが可能です。

伐採して株から再生させられる樹木は限られます。

モミジ、ヤマボウシ、クヌギ、サルスベリ、カシ、ソロ、ケヤキ、

シマトネリコ 等になります。

再生力が弱い木は切る前に苗木を育てる必要があります。

最大のメリットは

「サラサラとした庭木の変化と成長を楽しめる」事です。

大きくなってしまった木は伐採コストが少し掛かりますが 

継続的に施工すると剪定コストと変わらない位で維持が可能です。

詳しくはお問い合わせください。

 

※写真はイメージです